Fender Super Twin Reverb 修理
平成16年1月29日  1月31日返却
  • A.修理前のユ-ザ-からの状況
      昨年10月ころより出力が低下し 音も悪くなりました。 パワー管をかえても治りませんでした。

  • B.原因
      経年変化の劣化?

  • C.修理状況
      全真空管ソケット交換(ロックは除く)
      電解コンデンサ-交換
      フイルムコンデンサ-交換
      配線手直し、補強
      経年劣化による各部ハンダ補正
      
     
  • D.使用部品
      フイルムコンデンサ-           18個
      電解コンデンサ-             16個
      抵抗                       個
      GT真空管ソケット               4個
      MT真空管ソケット               4個
  • E.調整

  • F.修理費   120,000円     オーバーホール修理
                            但し、真空管別途
                            修理費あわず返却

A.修理前
A-1.修理前 シャシ上から見る。 この出力トランスで180Wを出す? ギターAMPならではしょうね?  
A-1A.修理前 接点復活材でびしょびしょのMTソケット、他のGTソケットも同様
           この後、真空管の熱で腐食が始まる。 このAMPは真空管が逆さになるので、一層深刻です。
A-2.修理前 シャシ下から見る
A-3.修理前 シャシ前から見る
A-4.修理前 シャシ後から見る
A-5.修理前 SP出力=18V=81W/4Ω 歪み率=13% 1000HZ
A-5.手持ち6CA7で出力テスト SP出力=25V=156W/4Ω 歪み率=13% 1000HZ
                       6CA7×6-12AU7-12AX7 交換
                      酷使するギターAMPなので、早く飽和させるのでしょう。
C.修理状況
C-1A.修理前 電源基盤 真ん中の2個を直列にして、110μF/570VW少し膨らんでいる
C-2A.修理前 イコライザー&ディストーション基盤
C-3A.修理前 コントロール基盤
C-4A.修理前 カップリング基盤
                        fender-a
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